【MH】#9 軌道の三角州 |
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■場 所 | 宇都宮市大和1-1-1 |
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■価 格 | 348万円 |
■建 物 | -(参考プラン) |
■土 地 | 111.46㎡(約33.7坪) |
【METvsHOUSING】線路とカーブに囲まれた土地。建築家は「線路の緑は鉄道会社がきれいにしてくれる」点に着目、そして借景とし、コンパクトながら解放感のある間取りを提案しました。
- 「線路敷地」に接しているので開放的
- 2方が線路に接している+敷地が狭い →割り切って線路の緑を借景に!
【物件紹介】
接道面以外、線路と線路跡に接している、
というなかなか無いロケーション。
そして3方向に線路があるということは、
接する道路に、踏切があるか
道路がカーブしているかのどちらかというわけです。
道路がカーブしているかのどちらかというわけです。
富士重工の専用軌道は廃止され、踏切は残っておらず、
東西を走るJR日光線と、南北を走る東武宇都宮線に沿って、
カーブする道路に接しています。
この宮原球場通りは、南宇都宮・江曽島近辺の移動には必要不可欠な道路で、交通量は多いです。
正直、車の出入りはしづらいです。
このロケーションに高揚感を覚えてしまう人。
自宅を道行く人や電車の乗客に見てほしい人。
おすすめです。
ここの住所が「大和1-1-1」なのもいいです。
【長谷川拓也コンセプト】軌道の三角州
インフラという川に囲まれた三角州のような土地は、
その流れに逆らわない利用を考えなければならない。
西は東武宇都宮線、北はJR日光線、古くは南にも工場への分岐線路があり、
各線路の為の法面が緑で覆われ、東側はカーブ市道で区切られた特殊な土地である。
三角州は軌道に囲まれる反面、隣地の心配がいらない。
さらに隣地はすべて公共のものとして常に安全に管理がなされる。
覆われすぎた借景の緑は、季節ごとに各軌道関係が管理をしてくれる。
生活は軌道とリンクし始発とともに生活が始まり終電とともに終わる。
二階リビングにすることで四方向すべてを高い場所から眺めることができ、
近隣の目を気にすることがない。
1階寝室は囲い壁をつくることで、道路からの視線・騒音を制御する。
1階は玄関と寝室とガレージ、二階はLDKと水回りとWIC
延床27坪のコンパクト空間でありながら、窓の位置を検討し
外とつながる演出で広く見せる工夫をしています。
『軌道の三角州』