【MH】#5 宇都宮市桜4丁目 |
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■場 所 | 宇都宮市桜4丁目 |
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■価 格 | - |
■建 物 | - (参考プラン:約30.2坪) |
■土 地 | 102.34㎡(約30.9坪) |
【METvsHOUSING】第5弾は、足銀本店や県立美術館のほど近く。創右衛門一級建築士事務所による建築提案は、1階に駄菓子屋と釣り堀の店舗を設けた店舗併用住宅。
- 落ち着いた住宅圏!
- 新旧住民のコミュニティが希薄。。。→1階を近隣に開いてコミュニティ作っちゃおう!
METvsHOUSING(メットハウジング)第5 弾は、桜4丁目の土地に、創右衛門一級建築士事務所による建築提案。
足利銀行本店や、栃木県立美術館がある、といえば知っている人は多い場所。宇都宮きっての文教地区でもあります。
界隈に注目して、どんな暮らしができるのか考えると楽しい。
ただ住むだけで昼間は仕事に行く、みたいな生活以外も考えられるのは、その場所が豊かな証拠だと思います。
【物件紹介】
大通りと桜通り(栃木街道)が交わる、「桜通十文字」の交差点。見上げればたなびく足利銀行の旗。
交差点を北上して、2つ目の信号を左折し、ちょっと入っていったところにある土地です。
同じ宇都宮駅西口でも、空き家・空きビルの目立つ県庁の周辺などとは少し雰囲気が異なります。
この辺りは、古い家もあれば、新しい戸建て住宅や分譲マンションもある、住民の層が厚いエリアなんです。
マチナカでも、昔ながらの住宅地って新陳代謝が悪く、空き家ばかりだったり、駐車場だらけになったり。
何を言おう、MET不動産部の事務所があるもみじ通り沿いも、ここ最近で建物が取り壊され駐車場になった場所が複数あります。
桜4丁目も月極駐車場は点在していますが、駐車場や空き家ばかりという印象はない。
そこかしこに比較的新しそうな家が建っています。
桜通り沿いの長屋の飲食店街は寂れていて、そこは時代の流れを感じざるをえませんが、
住宅街自体はあまり寂れた雰囲気がないんですよね。
すごく落ち着いてのどかな雰囲気。
様々な年代の住人がいるのはいいことなのですが、住民が集まるような光景もなければそのような場所もなさそうで。
自分が住んでいるわけではないのですが、
せっかく立地も雰囲気もいいのになんだか残念な気持ちになります。
この土地に家を建てる人が、コミュニティの生まれる場所を作ってしまえばいいのではないでしょうか。
その手法については建築提案をご覧ください。
今回は、北側道路で約30坪の土地。
車は1台、周辺の駐車場を借りるとか割り切ってもいい立地と価格だし、3階建てを検討してもいいかもしれません。
文教地区でバス交通も豊富だから、生活スタイルによっては車なしでも十分暮らせそう。
きっとかつてのような賑わいはないものの、様々な年齢層が住む落ち着いた住宅地で。
周囲を巻き込む新たな交流が生まれるような生活ができたら、豊かですね。
【佐藤大介コンセプト】
釣り堀のある住まい
宇都宮市中心街に程近い、周辺に小・中学校がいくつかある人気の住宅街は、
昔から建つ住宅と、近年新たに建設されたマンションが混在し、
様々な年齢層、多様な方々が住んでいる地域です。
車通りの少ない静かな通りに面した本敷地は、
徒歩や自転車などでのアクセスがよく似合います。
そんな敷地に1階に駄菓子屋と釣り堀の店舗を設けた店舗併用住宅の御提案。
“駄菓子”と”釣り堀”をとおして様々な年齢層が集う場所になるのではないか。
例えば、
平日昼間は近所の方々、
夕方には小学生や中学生、
土日は、平日の小学生が父を連れて来る...
など様々な年齢層が集い、その中で年齢を超えた交流が生まれる。
今まで繋がりの無かった人達が”釣りの話”、”昔の話””今の話”などから
会話が生まれ、新しいコミュニテ−ができ、より住みやすい地域になって行くきっかけにばなれば良いですね。
1階部分の”釣り堀”は一例です。
他の店舗や集会場、学習塾などいろいろな可能性がこの敷地にはありますね。
創右衛門一級建築士事務所