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鳥居跡ビルヂング |
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| ■場 所 | 鹿沼市鳥居跡町 |
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| ■価 格 | 15万円/月(相談) |
| ■広 さ | 82.80㎡(約25坪) |
東武線新鹿沼駅前。例幣使街道、ネコヤド路地。鹿沼市の中心市街地へのいざない。奥にながーいテナントです。
- オーナーが良い。若手のお店が多い。駅前。
- 周辺はまだ寂しい。
起点の浅草駅から特急でわずか90分、
東武日光線新鹿沼駅の目の前。
かつて例幣使街道の鹿沼宿として栄えた
鹿沼市街地への入り口となる場所です。
市役所・今宮神社方面に北上していく道中は、
往時の繁栄を偲ぶことができます。
そしてその先にあるのがネコヤド路地。
本物件のオーナーである風間氏が興した、
日光珈琲本店であるカフェ饗茶庵が位置し、
そこからはじまった起業家育成の場である
ネコヤド商店街の舞台です。
ネコヤド商店街はこれまでに魅力的な商店を多数生み出し、
確かな広がりを見せています。
しかし、駅から中心市街地に至る道は、
車の往来があるばかりで歩いても物寂しい。
これからも魅力的な店舗が多数生まれて
いくであろう、鹿沼市街地。
中心市街地の「起点」ともいうべき新鹿沼駅の目の前にある、
風間氏の所有するテナントです。
例幣使街道とは、中山道の倉賀野宿(現在の群馬県高崎市)から分岐し、
群馬県東部、栃木県西部を進む道。
今市宿にて日光街道と合流し、東照宮へと向かう。
かつて、朝廷からの勅使、東照宮に参拝する西国の諸大名が行き来した鹿沼宿。
その入り口が、鳥居跡町(とりいどちょう)。
東武日光線新鹿沼駅が位置しており、
今も昔も鹿沼中心市街地の玄関口であるといえます。
新鹿沼駅を臨む本物件。
周囲は貸し駐車場と古い建物が混在しています。
小奇麗に整備された車道と広い歩道。
本物件はその歩道に面して建っている。
駐車場こそ無いが、周辺の駐車場相場は1時間あたり100円。
駐車場に困ることはないでしょう。
鉄骨造3階建てのこの建物。元はお寿司屋さん。
１階はテイクアウトと調理場。2-3階が客室だったとのこと。
今回募集する1階は、入り口付近はそのままに、
奥の調理場跡は設備等がきれいに撤去された状態になっています。
風間氏にビル購入のきっかけを聞いてると、
ネコヤド商店街から出店に至った居酒屋「ずず」の入居する天神長屋。
ここが道路拡張で立ち退きを余儀なくされることに。
風間氏がビルを買うのでそこに移転を、と促しました。
これから風間氏が仲間とともに動かそうとしている
中心市街地の銀座通り。
ここにつながる鹿沼の玄関口があまりにも寂しい状況なので
まずはここに「兆し」を打ちたかった、とのことです。
そんなわけで、2階には既に美味しくて雰囲気の良い
居酒屋さんが既に営業中。
本物件、間口は広くないが奥行きにはかなり余裕があります。
手前側は、テイクアウトスペース。ガラスケースの受け渡し場。
中へ進むとカウンターキッチンのある空間。
そして更にその奥が土間コンクリートの厨房跡という三段構え。
既存の3つの空間を活かす使い方。
まず考えるのは元々の使い方。手前はテイクアウト、
中ほどは飲食スペース、奥側は厨房。
宇都宮なら間違いなく餃子屋だけど、鹿沼はシウマイの街。
鹿沼にシウマイの新星なんかいかがでしょう。
新たなる使い方として、
手前側では物販、中ほどでは飲食提供、奥は事務所。
いまは自宅で大抵の仕事ができる時代。
あえて事務所を持つのであれば、スタッフ間の交流だけでなく、
外部との交流を求める動きは今後も加速するでしょう。
この物件なら、事務所に加えて1つか2つの機能を持たせることができます。
もちろん、細長い1つの空間として使うのもOK。
一直線に伸びるカウンター、整然と並ぶ展示物。
もしくは、あえて動線をジグザクにしてみる。
鉄骨造である本物件のポテンシャルを活かす使い方。
正直、周辺はまだまださびしいです。
良くも悪くも整然とした道路、交差点の向こうにはファミレスと味気なく、
中心市街地に向かう道にも灯りが乏しい。
それでも、ネコヤド路地から始まった人の流れは、
今後も益々多くの人を惹きつけていくでしょう。
既に本物件2階に出店した「ずず」、
そしてなにより風間氏の存在は心強い。
ここが鹿沼の中心市街地の「起点」であり、
新たな歴史の「兆し」になることを願います。
(田村)
- 前、テイクアウト、ガラスケース。
- 中、カウンターキッチン。
- 奥、厨房跡。
- 2階に心強い隣人。
- 今はまだ静かな銀座通り。
