「もみじ通り物件」とは、東武宇都宮駅南西側にかつて存在した「もみじ通り商店街」。
その界隈に数多ある空き建物たちを紹介するものです。
物件そのものの魅力はもとより、「界隈」を重視し
1物件への入居者だけでなく
その界隈への入居者とゆるやかに繋がりながら成長していけるような
そんな「拡張性」をもつエリアと捉えています。
何と言えばいいのか、、、この辺は中級武家屋敷街だったので
田んぼを開発したような素っ気なさはもちろん無いんですけど
かといって、こてこてに歴史的風情という訳でもなく、
場所も人も建物も、
じっくり生きていきたい人にとっては肌に馴染むというか。
とにかくなんか雰囲気いいんですよ。
ということでMETオフィスもこの通り沿いに移転してきました。

そんな「もみじ通り物件」第18段。ミセです。

〈物件レポート〉
もみじ通りから東京街道を渡り、あずき坂を下り始めにあるマンション。
1Fのテナントは本物件を入れて4件、北側から、
101号：一見さんお断りのスナック。
102号：レコード屋。
103号：服飾系事務所？
そして104号が本物件となかなか個性派揃いの並び。
以前から気にはなっていた本物件ですが
中に入ってみると、なかなかどうしてシンプルでいい感じ。

北側の壁には木で作られた棚壁。
室内は汚れはあるもののシンプルに白色系の塗装で統一。
キッチンカウンターには無垢の一枚板。
天井は高くホール部分は大体3.4mぐらいあります。
前のテナントが何だったんだろう、、
雰囲気的に見ると、設計かデザイン事務所のような、、
でもキッチン部分には業務用の厨房が入っていた感じもするので
物販＋カフェ？
よく分からないので、今度聞いておきますね。

さて、もみじ界隈でこの物件、どんな使い方が楽しそうか。。

ずっと欲しい欲しいと叫んでいたパン屋さんはOPENしてくれたので、
次は夜もやってる図書館＋カフェ＆バールとかどうでしょう。
(なんて調子に乗って言ってみます)
意外と、この界隈ってそもそも夜の飲食が少ないのですが、
どうせ夜やるなら、僕がもう１つ欲しいと思っていた図書館機能もいかがでしょう？

せっかく棚壁がいっぱいあるので、棚板を渡し本棚に、
そして、１つ１つ選んだ蔵書を読みながら昼はコーヒー、夜はお酒を。
そんなお店が僕はココに欲しいです。

というのも、宇都宮って図書館はいくつもありますが、
大体遅くても19:00で閉館してしまって、仕事帰りに少し本を探したいと
本屋さんしか選択肢がないんです。
でも、本が好きとか、本に興味を持ちたいって人はいると思うので、
そういった人達が仕事帰りに寄れる「もみじ図書館＋カフェ＆バール」
僕は欲しいし、個人的に絶対楽しいと思います。

とまぁ、
僕の空想がだいぶ先行しましたが、
別に図書館やる人にだけに賃貸するとかではないので
業種ご相談下さい。

でも、、万が一、、、
「もみじ図書館」の思いに共感してくれる人がいれば是非。
(中村)