「もみじ通り物件」とは、東武宇都宮駅南西側にかつて存在した「もみじ通り商店街」。
その界隈に数多ある空き建物たちを紹介するものです。
物件そのものの魅力はもとより、「界隈」を重視し
1物件への入居者だけでなく
その界隈への入居者とゆるやかに繋がりながら成長していけるような
そんな「拡張性」をもつエリアと捉えています。
何と言えばいいのか、、、この辺は中級武家屋敷街だったので
田んぼを開発したような素っ気なさはもちろん無いんですけど
かといって、こてこてに歴史的風情という訳でもなく、
場所も人も建物も、
じっくり生きていきたい人にとっては肌に馴染むというか。
とにかくなんか雰囲気いいんですよ。
ということでMETオフィスもこの通り沿いに移転してきました。

そんな「もみじ通り物件」第17段。ミセです。
以前はこんな物件として募集した建物。
子供とからだに優しいオーガニック系のカフェとして営業されていましたが、
ご家庭の事情にて、この度、次の方にバトンを渡される事になりました。

〈物件レポート〉
ユニットを繋げた、このプレハブの様な外観。
一見シンプル、でも何となくカワイい。
そんなナショナル住宅時代の定番作。
それが、手を入れて店舗仕様になっています。
元々の形を知っている僕ですら、時折昔の姿を忘れてしまうぐらい、
イメージチェンジっぷりです。

現在は玄関を抜けたらドーンとワンルーム。
客席は白で統一され清潔感を持ちながら、
床のシャビーシックな雰囲気が、暖かみを感じる仕上。

1階と2階を合せると、客席は16坪以上有り、
通常来客、グループ貸し切りとか用途に合せて対応できそう。
駐車場は建物の前に3〜4台ぐらいは置けそうだし、
立地的に隠れ家って所を除けば、店舗としての条件は大分整っています。

ちなみに、全オーナーはここを店舗兼居宅として使っていた様で、
1階のシャワー、2階の居室など店舗兼居宅として使うこともできます。

さてここをどう使うか、、
ここまで、条件が揃っているとなると、居住は入れるか別にしても
やっぱり店舗利用が自然。
そして、隠れ家的立地なので、お客さんを引っ張れるコンテンツも必要。
ん〜どんなお店が入ったら嬉しいか、、

例えば、子育てに特化したカフェ。
宇都宮には子供同伴OKのお店はいっぱいあるけど、
あくまでも子連れOKというだけで配慮されている訳ではない。
だから例えば親子連れの場合、6畳の個室貸しきりで
親と子供と友達だけで遊べるカフェ。
あったら僕は行きますね。

仕事の合間にちょっと行くなら、
やっぱり本とか読みたい。
そうなるとやっぱりブックカフェ。
いやむしろ、本屋だけでも行きますね。

そしてやっぱりパン屋さん。
仕事場の近くに一件は欲しいですね。
美味しいパン屋さん。

最近もみじ界隈の記事を書くと
この３つしか言わない気がしてきましたが、
まぁ本当に欲しいので、仕方ないですね。

どこかでお店をやりたいと悩んでいる方、
もみじ通りで上記の形態ならここに1人顧客がいますので
ご相談下さい。
(中村)