僕らが関係ない人によって引き継がれることが決まったようです。
すごいいい素材なだけに、使う人を選ぶ建物だったのに。。無念。
いつかまたお目にかかれる日が来ることを願っています。
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もうね、これは本当にたまらない。

「この物件の魅力を引き出してもらえたら」
という思いで物件紹介を日々行っている僕が、
「正直、誰にも紹介したくない。」
「出来ることならあと数年眠っていて欲しい。」
という、物件です。

冗談じゃなくて、本当に紹介はしたくないのですが、
「誰か知らない奴に取られる位なら、せめて僕の手で嫁に出したい。」
という気持ちです。
それぐらい、僕の心をかき乱す、本命直球ストレートな物件。

〈物件レポート〉
場所は栃木県栃木市。
江戸時代には北関東屈指の賑わいを見せたこの蔵の街。
現在は160,000人が暮らし、年間4,000,000人の旅行者が訪れる街、栃木。
物件はそんな蔵の街の主要観光ルートにもなっている大通りと銀座通りの角に位置する。
連棟型のビルの角側。

栃木市は蔵の街並と銘打って、
観光事業に力を入れていますが、
個人的には蔵の街並も好きだけど、
それより好きな界隈があります。

それがこの物件も立地している、「銀座通り」
昭和の中期頃に多く見られた、連棟型のビルが建ち並び、
ファサードを統一した分、建物後側は結構自由で
当社の設計の担当者は「軍艦島みたいだ」なんて言ってました。

そんな個人的には大好きな界隈も、
他の地方都市の例に漏れず、高齢化、後継者不足、コンテンツの老朽化、、
など様々な問題にさらされ、シャッター商店街となっています。

界隈のハード面(建物)としてはカッコいいけど、
どうしたらいいんだろうな〜なんて考えていた時に出会ったこの物件。
立地よし、建物の魅力よし、さらにソフト(テナント)よし。
と三拍子揃った時、その流れは界隈に波及して
周りにも面白い動きが出来るだろうと。
一つの物件から、そこまで想像を膨らませてくれる物件でした。

その為、ここでやることは
1F：カフェ、3F:ゲストハウスだと思っています
地元の人と、観光客がここで繋がって、
また栃木に来る様になって、
何度も来る様になって、、
栃木って街が好きになってくれたら、
きっと周りの建物で店を開きたいって人も出てくるし、
そうやって、ここが基点になって、周りに派生して行くイメージが、
僕には見えます。

ある人には、そんなの夢物語だよと笑われるかもしれません。
ある人は、そんな面白そうなこと僕にも手伝わせてくれと応援してくれるかもしれません。

ただ、僕はここに、この物件にそんな夢を見ていますし、
実際、まだ誰にも紹介していない物件ですけど、
ばっちり企画書も作ってあります。

そんな僕らの妄想を一緒に叶えたいって人、
まずはお問い合わせ下さい。
(中村)