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1952年に建てられた邸宅をコンバージョン(用途変更)したシェアハウス「haus1952」。
内覧会をしたのが2014年4月なので、早いもので8年が経ちました。
時代を経た味わいと、モダンなセレクトの両立するシェアハウスとして生まれ変わったhaus1952が、どのような使われ方をしているのか、少し覗き見てみました。
 
道路沿いに高い塀を一歩くぐると、
長いアプローチに沿って伸びるウッドテラス。
いつの間にか植物が増えて季節感が味わえる様に、、
ちょっとしたことなんですけど、
こういうことができる人がいるっていいなって思います。
 
久しぶりに玄関のガラスの観音扉を開け建物に入ると、
まずビックリするのがリビングの整頓具合。
通常、不特定多数の人が入居すると、結構雑多な雰囲気になりがちなんですが、haus1952はそれがない。
リビングは各入居者が必要だと思われる最低限のものだけ置いてあり、
またそれが空間にマッチして、シンプルに住みこなしている。

どういう使われ方をされるのか楽しみにしていたリビングの本棚も、
入居者達が一緒に益子で作ったという陶器が並び、雰囲気よし。


そんなリビングですが、実は4年前から新しい住人が。
黒猫の「墨子(ボッコ)」ちゃん。
最初、シェアハウスを始める時に「ペットは飼えません」って
ルールを作ったのですが、
2年前、hausの庭先で弱々しく鳴く、子猫。
近くには親の姿無し。
 
とりあえず保護をして、
病院で検査してもらい、里親でも探そうかとなったらしいですが、
諸事情有り、そのままリビングの住人に。
 

なので動物アレルギーの人は住めなくなってしまいましたが
逆に、自分１人で猫を飼うと、餌とか諸々心配という方には
地域猫ならぬ、haus猫がいるので、
猫との共同生活を無理なく始められます。


入居者達の様子を見てみると、
ハウスのメンバーの誕生会でテーブルに並ぶのはイタリアンとワイン。
 
ここに入居してるメンバーってこんなセレブな人だっけ？
ってさすがにツッコミが入った所で理由が分かりました。
 
実はオーナーが何年か前に、haus1952に戻って一緒に暮らしているとこと。
お互い、一定の距離はありつつも、いい意味で干渉し合って、オープンから6年経った今、
プライベートは確保しつつ、家族的距離感も併せもつシェアハウスhaus1952の住人達は、
シンプルだけどベーシックにシェアライフを楽しんで暮している様でした。
(中村)