「もみじ通り物件」とは、東武宇都宮駅南西側にかつて存在した「もみじ通り商店街」。
その界隈に数多ある空き建物たちを紹介するものです。
物件そのものの魅力はもとより、「界隈」を重視し
1物件への入居者だけでなく
その界隈への入居者とゆるやかに繋がりながら成長していけるような
そんな「拡張性」をもつエリアと捉えています。
何と言えばいいのか、、、この辺は中級武家屋敷街だったので
田んぼを開発したような素っ気なさはもちろん無いんですけど
かといって、こてこてに歴史的風情という訳でもなく、
場所も人も建物も、
じっくり生きていきたい人にとっては肌に馴染むというか。
とにかくなんか雰囲気いいんですよ。
ということでMETオフィスもこの通り沿いに移転してきました。

そんな「もみじ通り物件」第14段。イエです。
もみじ通りを、西に向かい蓬莱大黒通りを渡った先、大寛。
中心市街地に近く、落ち着いた昔からの住宅が建つエリア。
エッジの効いたバルコニー付なカワイいやつ、潜んでました。

〈物件レポート〉 
ド派手な印象を与えつつ、
細かいポイントは押さえている。
個人的にかなり好印象な戸建です。

一見するとバルコニーに目がいきがち、
確かにこれだけのバルコニーがあるだけで凄い気持ちいい。
でもそれだけじゃないんです。
まず、外観
ユニットを繋げた、このプレハブの様な外観。
一見シンプル、でも何となくカワイい。
ナショナル住宅時代の定番作。
中身もシンプルながら中々なモノ。
日本社会の白もの家電を担っていたメーカーが作っただけあって、
電気やスイッチ類がモダンでいい感じ。 
この年代にありがちな水回りの貧弱さは感じません。

大きさは6DKとソコソコ大人数でも住めそうだし、
そして改装や用途は相談可とのコトなので
仲間達でシェアしたり、家族で壁を塗装したり。
そんなゆるく住みながら考えるも、アリです。
 
2階は完全に各部屋独立で各部屋に収納付きなので、
シェアして使うなら、
1階は3部屋ぶち抜いて大きな1ROOMにし、共有スペース。
2階を各住居にって感じがいいのではないかと。
 
道路側にはガーデニングやBBQが楽しめそうな庭もあって、
ちょっとした温室付です。


最後に注意点をいくつか、
大家さんはすぐ裏にいらして、
バルコニーの下の空間を駐車場として使われています。
街なかの感覚なので、距離感はそれなりとはいえ、
ある程度のコミュニケーションは取れる方が望ましいです。

あと現状家の中に荷物がありますが、
入居が決まれば、撤去して頂けます。
その際、欲しい家具家電があれば、頂くコトも可能との事です。

家族ごとモミジエリアに引っ越したい。
友達誘ってシェアハウスで使いたい。
デザインやクリエイティブなオフィス兼住居で使いたい。
そんな様々な声が聞こえてきそうですが、
使い方から、ご相談ください。
(中村)