＜レポート＞
場所は、最近旧４号線を貫通した陽南通りをずーっと西へ。
環状線を超え、田園風景が見えてきた只中にあります。
隣にはお寺、目の前は雑木林、奥には畑と田んぼ。
都心部から車でたったの15分程度なのに、同じ市内なのに、なんてのどかな風景。
空が広過ぎて困ってしまいます。
徒歩圏には小学校を除いて、何も生活に便利なお店も施設もない所です。
車前提の生活になるでしょう。まぁ、5分も行けばスーパーもカワチ薬局もありますし。
隣のお寺の敷地には大きなイチョウの木があり、子供会の花壇があり、
ぶらんこがあり、スベリ台があり、お墓があります。
ここも庭のように使ってしまいましょう。

低いブロック塀に囲まれた無造作な庭。
そして実は広いんだけどこぢんまりとした佇まいの平家。
車を目いっぱい突っ込んでしまえば、5-6台は置けてしまうのですが、
ここは2台程度に抑えて、庭を活かして欲しいもんです。
室内から車のボディが見えるよりは、芝生とか野菜が見えた方が気分いいですもんね。
玄関前には、古いけど屋根付きの車庫があります。
裏手には同様に倉庫が。使うのであれば、直して下さい。

さて、室内。
玄関脇にはこの家唯一の＜洋室＞が。ここがクセモノ。
壁はコゲ茶の木パネルでまぁ良いのですが、ビビッドなブルーのカーペット敷き。
小企業の社長室の様です。
そして、行けども行けども部屋があります。
結局、キッチン入れれば７部屋！！
和室の設らいは、一応標準的です。
本畳に塗壁（現状はその上に白ペンキ塗）、木天井。
あ、木製サッシです。網戸も木製。
床の間もあるし、もちろん押入もちゃんとあります。
そうですね、＜和室3+DK＞＜和室4+和室5＞＜和室2+和室1＞は繋げて使って、
プラス＜洋室＞、というように3LDKっぽく使用するのが現実的かも知れません。
それでもなお手に余る広さです。
この際、たくさん子供を産みましょう。
そしておばあちゃんも呼びましょう。


水廻りはシャンプー台、大便器以外は当時のままなのでしょう。

でもお風呂に残る、壁から直接生えたシャワー用のハンドルがなんか良い。。。

給湯器は新しいです。

キッチンは造り付けの棚があります。シンク前の出窓も便利。

なによりも、「両方向式茶棚」に注目です。

可動縁台があります。
庭に面した全ての窓は外に出られるタイプなので
これらを使って「縁側ライフ」も楽しめます。
とにかくこの「縁側ライフ」、すごく良さそうな物件です。