パーツを愛でる |
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■場 所 | 宇都宮市御幸町 |
---|---|
■価 格 | 1,780万 |
■建 物 | 144.00m2(43.5坪) |
■土 地 |
パーツって大切。全体のバランスも取れているのですが、この物件はなによりも「部分」へのこだわりが随所に散りばめられています。生活って部分の集合体。各部屋に目に届く手に届く位置にセンスと愛着を感じる、そんな心意気が男心をくすぐりかつ、その部分部分はかわいい。逸品と見ますが。
- パーツがいい。タイルとガラスに注目。部屋数多い。
- 使える庭がない。こまごまな部屋割り。
<レポート>
まずは外観で「おっ!」となり、
中に入って「ふ~ん」、
そしてよくよく見れば「ほぅ!」となる物件です。
場所は白沢街道より昔からのスーパー界隈を通り抜けた先の細道沿い。
現在は旧国道4号線への抜け道に面しているため、
狭いながらも車通りが多いのですが、
現在、物件の裏側の新道が開通間近。
開通すれば住民しか通らない、落ち着いた道となります。
まずは外観。
なんとも不思議なバランスです。
曲線を描くY字の柱でひょいと平屋が持ち上げられた感じ。
近づくと1階部分もある。
軽やかだけど、現代建築のように浮ついていない。
徹底していない安心感も併せ持っています。
内部は
「パーツを愛でる」とのタイトルにもある通り
部分愛に溢れています。
これは注文住宅ならではですね。
パーツのひとつひとつを住み手が考えて選んだ跡が伺えます。
特にタイル、ガラス、ドアノブ、そして天井。
家って各部屋の各部分が触られ、眺められることになります。
そう考えると、「寄った」視点でのデザインって大切なのでしょう。
その部分部分の集合としての全体を
バランスをとってまとめあげるのが設計者なのですが
この家にはそれがいなかったんだろう、と思います。
しかし、住み手のセンスが良かったのでしょう。
生活をする目線で見ると、なんとも愛らしい印象です。
部屋に入る時に触る部分、角を曲がる時に触る部分、
座っていて目に入る部分、移動中に目に入る部分、
それぞれに味があります。
それぞれに愛着を感じます。
部分へのこだわりを徹底しすぎるとコテコテ。
浅はかなデザイナーがやってしまうと、
ひとつ要素が変わっただけで台無しになってしまいます。
そんな所で生活をするのは疲れてしまうでしょう。
ここは大らかに「部分へのこだわり」を包み込む雰囲気があります。
そういう建物って長く住めるし長持ちするんですよ。
まずは外観で「おっ!」となり、
中に入って「ふ~ん」、
そしてよくよく見れば「ほぅ!」となる物件です。
場所は白沢街道より昔からのスーパー界隈を通り抜けた先の細道沿い。
現在は旧国道4号線への抜け道に面しているため、
狭いながらも車通りが多いのですが、
現在、物件の裏側の新道が開通間近。
開通すれば住民しか通らない、落ち着いた道となります。
まずは外観。
なんとも不思議なバランスです。
曲線を描くY字の柱でひょいと平屋が持ち上げられた感じ。
近づくと1階部分もある。
軽やかだけど、現代建築のように浮ついていない。
徹底していない安心感も併せ持っています。
内部は
「パーツを愛でる」とのタイトルにもある通り
部分愛に溢れています。
これは注文住宅ならではですね。
パーツのひとつひとつを住み手が考えて選んだ跡が伺えます。
特にタイル、ガラス、ドアノブ、そして天井。
家って各部屋の各部分が触られ、眺められることになります。
そう考えると、「寄った」視点でのデザインって大切なのでしょう。
その部分部分の集合としての全体を
バランスをとってまとめあげるのが設計者なのですが
この家にはそれがいなかったんだろう、と思います。
しかし、住み手のセンスが良かったのでしょう。
生活をする目線で見ると、なんとも愛らしい印象です。
部屋に入る時に触る部分、角を曲がる時に触る部分、
座っていて目に入る部分、移動中に目に入る部分、
それぞれに味があります。
それぞれに愛着を感じます。
部分へのこだわりを徹底しすぎるとコテコテ。
浅はかなデザイナーがやってしまうと、
ひとつ要素が変わっただけで台無しになってしまいます。
そんな所で生活をするのは疲れてしまうでしょう。
ここは大らかに「部分へのこだわり」を包み込む雰囲気があります。
そういう建物って長く住めるし長持ちするんですよ。